トレッキングが目的なら、景色を楽しむだけなら、14kmにわたって遊歩道が整備されており（一部車道）、迷うようなコースはありませんので、ガイドをつける必要はないかもしれません。自分たちだけでも十分楽しめるでしょう。
一方で、奥入瀬は、人間との距離が近くありながら、圧倒的に自然度の高い森でもあります。本来、苦労してやっと見られるであろう原生的な森が、人のすぐそばにあるのは、日本でもここだけかもしれません。
奥入瀬渓流は天然の野外博物館です。草花、樹木、岩、コケ、シダ、きのこまで、それぞれが森の構成要素であり展示物です。
ガイドが一緒なら、きっと人それぞれに様々な気づきや感動が生まれます。そして何より、ガイドとのコミュニケーションが、旅を一層思い出深いものにしてくれるはずです。
ガイドは、観光案内役ではありません。自然を知るきっかけや、その先を知りたいという知的好奇心を与えてくれる自然案内人（ネイチャーガイド）です。
トレッキングをしたい方は、ペース管理をしてもらいながら、ネイチャーガイドと一緒でなければ見過ごしてしまいそうな風景や自然を楽しむことができます。
自然をつぶさに観察したいという方は、コケやキノコのミクロの世界から、草花、樹木まで最適なフィールドで満足いくまで観察ができます。
ネイチャー初心者の方でも、適度に歩きながら、森の成り立ちや樹木の種類など、自然の見方を知ることができます。
ネイチャーガイドは奥入瀬野外博物館のキュレーターなのです。
奥入瀬渓流には、複数のガイド団体・会社が存在します。
ツアーへの申込は、それぞれのガイド団体・会社のホームページをご覧ください。
距離を長く歩くツアー、殆ど歩かないディープなツアー、お客様に応じたカスタムツアー、団体向け、個人向けなどそれぞれ特徴のあるガイドツアーを催行しています。
滞在スケジュールや人数に合わせてご参加ください。
