フィールドミュージアムとしての奥入瀬

これまでの奥入瀬は、典型的な景観見流し型観光地として
あるいは「ただ歩く」だけのアウトドア・スポットとしての評価しか受けてきませんでした。
 
しかし自然のなりたちや芸術性を鑑賞するのに、これほど適した景勝地は他にあまりありません。

ビジターは原生的な森林環境にいだかれながらも、登山のような体力的負荷を強いられることなく
自然のままの渓流に沿った、適度に整備された遊歩道を通して
さまざまな樹木・草花・シダ・コケ・キノコ・地層といった自然の構成物を
あたかも博物館や美術館で作品を鑑賞するように楽しむことができるのです。

奥入瀬は、まさに天然の自然誌博物館(フィールドミュージアム)なのです。