ブナ

 
十和田・八甲田の森を代表する樹木。独特のモザイク模様は地衣類に覆われているため。芽吹きが美しい

 
 
トチノキ

 
トチの実は栃餅の原料として知られる。花期には養蜂家が訪れて採蜜する。絵本『モチモチの木』のモデル

 
 
カツラ

 
ひこばえを出して株立ちした姿とハート型の葉が特徴。上流域に巨木が目立つ。落葉が放つ甘い香りは人気

 
 
サワグルミ

 
すらりと真直ぐに伸びた幹と、鳥の羽に似た葉が特徴。短冊状に枝から垂れた実は小さくて食べられない

 
 
ヤマネコヤナギ(バッコヤナギ)

 
やや乾燥した環境に生育するヤナギ類。早春に鮮黄色に色づく花はよく目立つ。葉裏は粉白色で縮毛が密生

 
 
ハウチワカエデ

 
葉の形が天狗の羽団扇に似ることから。紅葉も黄葉も美しく「名月楓」の名もある。紅紫色の花も愛らしい

 
 
アオダモ

 
材が硬く粘りがある。「バットの木」として知られる。種名は枝を折って水につけると水が青く染まることから

 
 
ドロノキ

 
先駆的な性質の強いポプラの仲間。河畔に新たに形成された裸地などにいち早く侵入し、急速に生長する

 
 
マルバマンサク

 
春早く、まだ積雪の残るうちからリボンのような花がひらく。幹枝は粘り強く、雪に曲げられても折れにくい

 
 
アラゲジョウタンボク

 
高さ1~2メートルの低木。葉に粗い毛が生えるク。春に漏斗型をした淡いクリーム色の花をぶらさげる

 
 
キブシ

 
春に新葉が伸びる前、枝の各節から出る花茎が垂れ下がり、小さな実がなっているように見える

 
 
オオカメノキ

 
ブナ帯を代表する低木のひとつ。名の通り葉は亀の甲羅を思わせる。花期は5月。夏の紅い実も森で目立つ

 
 
オオバクロモジ

 
葉を揉むと芳香がある。枝は高級楊枝の材料で「黒文字」と呼ばれる。香料の「黒文字油」としても知られる

 
 
ムラサキヤシオツツジ

 
ブナ林を代表するツツジ類のひとつ。紫色の染料で八回も染めたかのような鮮やかさを「八汐」と表現した

 
 
ヤマツツジ

 
新緑の森に映える朱色が美しい。花期の「三乱の流れ」や「九十九島」は人気の撮影スポットになる

 
 
ミズキ

 
樹液が多いことからの名称。枝は水平に広がり、独得な樹形を示す。初夏に白い小さな花をたくさん付ける

 
 
タニウツギ

 
初夏に漏斗状の淡紅色の花をたくさん咲かせる。日あたりの良い渓流のほとりを好み、林内では少ない

 
 
エゾアジサイ

 
深緑の森に彩りを与える、盛夏の風物詩。濃い青やピンク、薄紫など場所によって様々な色合いを楽しめる

 
 
ノリウツギ

 
円錐形の花序を持ち、通常のアジサイとはやや印象が異なる。開花期もアジサイより遅く、花の少ない夏に咲く

 
 
コマユミ

 
ニシキギと同じ種で、枝にコルク質の「翼」ができるものをニシキギ、できないものをコマユミと呼ぶ

 
 
ツリバナ

 
花や実を長い柄の先にぶら下げる。紅い実は目立つが、緑白色から淡紫色の小さな花はあまり目を引かない

 
 
ムラサキシキブ

 
岩の上などに生えている低木。秋、光沢のある紫色の小さな果実が美しい。雪をかぶるとことさら引き立つ

 
 
ヒメアオキ
 

アオキの多雪地帯型変種で、奥入瀬を代表する常緑広葉樹。光沢のある赤い実と照りのある葉が印象的

 
 
ヤドリギ

 
緑色の茎は二股によく分枝し球状になるため、落葉期になるとよく目立つ。自家光合成も行う半寄生植物

 
 
フジ

 
マメ科フジ属のつる性落葉木本。他の樹を覆って締め殺すこともある。紫色の垂れ下がる初夏の花房が美しい

 
 
サルナシ

 
マタタビの仲間のつる植物。キーウィフルーツと近縁。他の木に絡みついて這い上がる。巨大かつ長大になる

 
 
ツルアジサイ
 

幹からたくさんの気根を出して他の樹木に這い上り、陽の当たるところで白い紫陽花状の花を咲かせる
 

 
ヤマブドウ

 
ブドウ科のつる性落葉低木樹である。 果実を生食あるいは果実酒にしていた日本固有のブドウ葉が最も大きい

 
 
ツタウルシ

 
奥入瀬に多いツル植物。特に秋は鮮やかに紅葉するが、触れないように要注意。3枚1セットの葉が目印

 
 
ツルウメモドキ

 
つる性の樹木。初夏に咲く花は地味で目立たないが、秋から冬に黄色の仮種皮に包まれた紅い実は美しい