フキノトウ

 
フキノトウとはアキタブキの花の部分を指す。花が咲いた後には地下茎から伸びる葉すなわちフキが出てくる

 
 
キクザキイチゲ

 
奥入瀬の全域のいたるところで小群落をつくる。スプリング・エフェメラルと呼ばれる早春の植物の代表種

 
 
オトメエンゴサク

 
春、林下に淡青色~淡紫色の花を咲かせる。花が純白の品種シロバナオトメエンゴサクも多く、よく混在する

 
 
ニリンソウ

 
5月の森の底でお花畑をつくる。比較的長い期間楽しむことができる、スプリング・エフェメラルのひとつ

 
 
エンレイソウ

 
葉が3枚、萼が3枚、花弁が3枚。有毒成分を含むが、根茎は延齢草根と呼ばれる漢方薬として知られる

 
 
オオタチツボスミレ

 
花はやや赤みが強い淡紫色で、距(きょ)は白。葉は丸い心形。地下茎を持ち、群生する。花は立ち上がって咲く

 
 
ズダヤクシュ

 
疎らなブラシ形といった印象で、白い萼片と糸状花弁が目立つ。喘息薬種と書く。奥入瀬ではふつうに見られる
 
 
クルマバソウ

 
車輪状の葉が特徴。初夏の小さな花は砂糖菓子のような繊細な美しさ。芳香成分「クマリン」を含む

 
 
オオバミゾホオズキ

 
渓流の水気の多い中洲や流れ込みなどで、鮮やかな黄色の地に赤い斑点を散らした筒状の花を咲かせる

 
 
ミヤマカラマツ

 
線香花火のような白く細かい花がカラマツの葉に似る。受粉後は雄しべが落ち、雌しべが紅紫色に変わってくる

 
 
ギンリョウソウ

 
かつて腐生植物と呼ばれた、光合成をしない植物としてよく知られている花のひとつ。菌根で栄養を得ている
 
 
ヤグルマソウ

 
大型の葉が鯉のぼりの「矢車」に似る。星形の小さな花が無数に集まってひとつの穂をつくっている

 
エゾタツナミソウ

 
花が片側に向いて咲く様子を、北斎の描いた「立浪」に見立てたことから立浪草の名が付けられたといわれる

 
 
サイハイラン

 
戦国の武将が合戦の際に振り回す「采配」に花の形が似ることからの名称。ナヨタケ科の菌根と共生している

 
 
ミヤマイラクサ

 
茎や葉に細かい棘があり、刺さると鋭い痛みが生じるので要注意。山菜名「アイコ」として親しまれている
 
 
オニシモツケ

 
シモツケに似る大型草本。奥入瀬では是に樹で群生し、花の時期にはよく目立つ。大きな葉は鬼の掌のよう

 
 
アマニュウ

 
初夏に白い小さな花をたくさんつけ昆虫のレストランとして賑わう。茎に甘味があり山菜としても利用される

 
 
オニノヤガラ

 
光合成せずナラタケ菌に寄生し養分を得る菌従属栄養性ランの1種。葉がなく、花茎だけで真直ぐに立つ

 
 
ダイコンソウ

 
根出葉がダイコンに似ることが名の由来。黄色い花が散った後、鉤のある種子で動物や人の衣服に付着する
 
 
ヤマブキショウマ

 
葉がヤマブキに似ている。雄花の先からは雄しべが飛び出す。雌花には3裂した雌しべがついているのが特徴

 
 
バイカモ

 
浅くきれいな冷流水にたゆたうキンポウゲ科の多年草。夏に梅に似た水中花を咲かせるため梅花藻と呼ばれる

 
 
オオウバユリ

 
夏にラッパ型の大きな花が一株に数個咲く。果実は青いピーマンを連想、熟した種の飛ばし方も面白い

 
 
トリアシショウマ

 
若芽が縮めた鳥の足をのように見えることから鳥足升麻。夏には白い小花の集まった円錐状の花穂をつける
 
 
ソバナ

 
円錐状に近い鐘形の花は淡い青紫色。全体にほっそりとした可憐な印象の秋の花。水気の多い環境を好む

 
 
ヤブハギ

 
ヌスビトハギの変種で、葉は茎の中央から下に集まってつく。ルーペで見ると、小さな紅紫色の蝶形花が美しい

 
 
クルマユリ

 
花弁の反り返り強い赤橙色の花を1輪ないし数輪咲かせる初夏のユリ。細い葉が車輪のように付くことも特徴

 
 
キツリフネ

 
夏から初秋に咲く「黄釣船」の名の通り特徴的な花。閉鎖花を多くつくる。種子を触るとはじけて飛ぶ
 
 
ツリフネソウ

 
細い花柄の先に垂れ下がる紅紫色の花が、帆掛け船を吊り下げたように見える。花は筒状で距の先は渦巻状

 
 
ヤマジノホトトギス

 
「山路の杜鵑」とは花弁にある斑紋がホトトギスの胸斑に似ることによる名称。奥入瀬では特に上流域に多い

 
 
ミズヒキ

 
タデ科イヌタデ属の草本。紅白に見える花序が水引に似ていることに由来。秋の野草として親しまれている

 
 
ノブキ

 
葉がフキに似る。花は一見地味。しかしよく見ると白く端正な花の集まり。花後は粘りのある種子を付ける
 
 
タマブキ

 
いくつかの小花からなる頭花を秋にまばらにつける。花冠は黄色。葉の腋に球形のむかごをつけるのが特徴

 
 
アケボノシュスラン

 
常緑の多年草で林下に群生する。夏から秋に淡紅紫色の花をつける。その色を曙の空になぞらえた名称

 
 
オクトリカブト

 
烏帽子型の濃紫が秋の林床を彩る。意外と花を知らない人も多い。全草が有毒。若葉がニリンソウに似る

 
 
サラシナショウマ

 
蕎麦の更科ではなく、若葉を茹でて水に晒したことから「晒菜」。解熱効果のある漢方薬としても知られる
 
 
キンミズヒキ

 
細長い穂状の黄色い花。ひとつひとつは小さな5弁花。キンミズヒキはバラ科、ミズヒキはタデ科で別種である

 
 
オオアキノキリンソウ

 
北海道から東北地方の渓流沿いや海岸に生える秋の花。黄色い頭花が茎先に密集して咲くのが特徴

 
 
アキノギンリョウソウ

 
秋の林床でギンリョウソウに似た花をつける。葉緑素を全く持たないために全体が白色だが、乾くと黒変する

 
 
マムシグサ

 
蛇に似るまだら模様の茎が特徴。初夏に咲く独特な花と、秋の森で怪しげに艶めく紅い実は一際目をひく 
 
 
ダイモンジソウ

 
苔むした湿った岩場や渓流の岩上に生える。厚く円い葉と「大」の字に似たかたちの白い花弁が特徴的な秋の花

 
 

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