オシダ

 
奥入瀬を代表する大型シダ類。名の通り「雄々しく」大きな葉を漏斗状に広げる。葉の表面にやや光沢がある

 
 
リョウメンシダ

 
大型だが切絵のような繊細で優美なデザイン。葉の表と裏の色合いや質感が似ていることから「両面」シダ

 
 
ジュウモンジシダ

 
1枚の葉をよく観察すると「十文字」型がよくわかる。特徴のあるデザインなので初心者でも覚えやすい

 
 
サカゲイノデ

 
オシダと並ぶ奥入瀬の大型シダの代表種。特徴は下向きに圧着する中軸の鱗片。これが「逆毛」の由来
 

 
 
クサソテツ

 
山菜名「コゴミ」。大きくなって葉を広げると、このような実にシダっぽい姿となることに驚く人も少なくない

 
 
ミゾシダ

 
遊歩道の路傍をずっとデコレーションするなじみのシダ。葉柄や葉軸に軟毛が生えているので確かめてみたい

 
 
ゼンマイ

 
くるくる巻いた山菜のゼンマイをイメージして向き合ってみると、葉を広げた夏の姿とのギャップに驚かされる

 
 
イヌガンソク

 
大ぶりで、大雑把な切れ込みが特徴。「イヌ」=役に立たない(食べられない)「ガンソク」=クサソテツの意
 

 
 
オウレンシダ

 
葉の切れ込み方が、野花のオウレン(黄連)に似てなかなか優美。渓流沿いの石垣や路傍に生育

 
 
シシガシラ

 
見た目も手ざわりも硬くていかにも頑丈な印象。その様子を「獅子のかしら」つまりタテガミにたとえたもの
 

 
ホソバナライシダ

 
細葉の名の通り、葉の切れ込み方が繊細にして優美。掌で包みこめばレースの手ざわり。ぜひ堪能してほしい

 
 
エゾフユノハナワラビ

 
シダというよりはもはや「草」のイメージ。艶めいた緑と、細かく切れ込んだ厚い葉の感触は観葉植物のよう
 

 
 
トクサ

 
日本庭園でおなじみ。「砥ぐ草」に由来。触ってみると、やすりや砥石の代わりに利用される理由がわかる

 
 
ホソバトウゲシバ

 
セイタカスギゴケに似た常緑性シダ。葉の幅が広く種子植物にも間違われる。上流域の一部で群落がみられる
 

 
クジャクシダ

 
奥入瀬の石垣の華。孔雀が尾を広げたような優美なデザインで、漆塗りのような艶がある紫褐色の葉柄が特徴

 
 
コタニワタリ

 
「え、これもシダなの?」という感じの大雑把なデザインだが、木洩陽を浴びて照り輝く、深みある緑が魅力
 

 
 
コケシノブ

 
コケに間違えそうな小型のシダ。名は全体の形状がシノブに似ることから。大きな岩の下方に群落をつくる

 
 
ヒメハイホラゴケ

 
コケシノブのデザインをもっと複雑にした感じの繊細なシダ。主に上流域の岩の下などに群落を作っている
 

 
ウチワゴケ

 
コケにしか見えない小さなシダ。名の通り「団扇型」のデザインがかわいい。乾くと縮れるあたりもコケっぽい

 
 
ミツデウラボシ

 
裏星とは葉裏の胞子嚢を「星」に見立てたもの。奥入瀬では「三ツ手」は見られず単葉か耳のあるもののみ

 
 
シノブ

 
樹幹に着生する幾何学的な美しさを誇るシダ。幹上を這う根茎から葉を出す。「しのぶ玉」でもおなじみ

 
 
ホテイシダ

 
布袋(ほてい)シダという名は初見ではピンとこないかもしれない。奥入瀬の樹幹着生シダを代表する存在
 

 
オシャグジデンダ

 
主に樹幹に着生。冬緑性で乾燥するとくるくると丸まる。「オシャグジ」の名は日本古来の神様に由来する

 
 
スギラン

 
ヒカゲノカズラ科の希少な常緑性シダ。一見スギの葉に似る。苔むした樹上に生育し、老大なものは垂れ下がる

 
 

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